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はじめに
臨床歯科医は、口腔という器官を形態や機能を改善し、その結果審美的にも改善することを目的として治療を行っています。しかし、それだけでなく患者さん(複数)の口腔に関する精神的な悩みも解決しなければならいと考えています。
連携医療の必要性
・歯科に限らず、他のあらゆる分野において必ず限界はあります。
・各々の専門科においても、個としての人間の能力にも限界があります。
・個よりも集の方が限界の幅や奥行きが広がります。
臨床矯正治療の限界
歯槽基底部(顎)を越えての歯牙移動は不可能です。歯槽基底部という枠内の移動しかできない為、上下顎の歯槽基底部が前後上下で大きくずれ咬合(噛み合せ)を歯牙の移動で補正できない症例に外科との連携が必要となります。
外科との連携
・適応症は成長期を終えた成人が対象となります。
・術者同士の臨床に対する考え方が一致してることが重要な要素となります。
・相手の科の概念は把握しておくことが必要です。
・連携を行う上で自分の臨床の考えと概念を明確に持ち説明できることを意味します。
外科との連携
明らかに心理変化をもたらした症例
| 上顎前突 |
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| 反対咬合 |
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| 開咬 |
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まとめ
患者さんは歯並び顔貌からくる劣等感を持っているが、性格は必ずしも皆暗い訳ではなく、それぞれに積極性、好奇心、猜疑心は強い傾向がみられます。間違った情報の氾濫を痛感することがあります。口腔機能の改善に対する喜びの表現は少なく、顔貌の変化に対する心理評価の表現が主体となる傾向があります。
おわりに
患者さんの矯正に対する有意味化は単純ではなく、個々によってかなり異なります。
しかし、複数の歯科医に同じことを違った表現で指摘されることで、かなり意味付けされるように感じます。
歯科の主治医を持っていると認識している患者さんと主治医を持っていない患者さんとの差異があります。
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